職場トラブルよろず相談所

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外国人経営者が外国人労働者に賃金を支払わない相談が急増

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 外国人経営者が外国人労働者に賃金を支払わない相談が増えています。東京の都心部特有の労働相談ですね。
 本日もミャンマー人Tさんの賃金未払い事件を、三田労基署に違反申告してきました。ネパール人が経営するケバブ屋で働き始めたのですが、当初示された時給(1080円)が、3日後に反故にされたのです。11時から23時まで(休憩は20分のみ)の勤務にかかわらず、月給では15万円だと言われたのです。
 3日働いたところで労働条件を変更されたため、退職を申し入れたのです。ところが経営者は急に退職したので、3日分の給与は支払わないと通告してきたのです。
 外国人の場合は、友達の紹介というが多く、社長の名前さえ知らない事も多いのです。今回もそうだったので、会社登記簿をとって経営者を調べるところからスタートしました。予想通り、会社に賃金請求書をだしても音沙汰無し。労基署へ違反申告しましたので、すぐに調査に入っていただけると思います。
 言葉の問題から泣き寝入りする外国人労働者が本当に多いから、表ざたになるのは本当に氷山の一角ですね。賃金請求は簡単なので是非とも相談して欲しいです。